カテゴリ:Football( 81 )
人生とはオンラインであり、オンラインとは人生である。
それはやはりきた。間違いなどではなかった。
終了時刻とアナウンスされていた7月31日の零時を10分程経過してもなお試合が続き、私がもしやサービス終了が延期されることになったのではないかという淡い期待を抱き始めた頃。0-1でリードを許していた試合は、突然に回線が途絶え終了した。
ついに来たのだ。ウイニングイレブン9のオンラインサービスは7月31日をもって、予定通り終了したのである。

泣き崩れた。モニターにしがみつき、アイゴーアイゴーと声を限りに叫んだ。圧倒的な無力感と孤立感。「暗い日曜日」のピアノの調べが、部屋中に鳴り響く。私自身の涙が、熔けた鉛のように私の身を焼き焦がした。ああコナミよ、お前は取り返しのつかないことをしたのだ。

* * *

あれから約半月が経過した。未だに傷は癒えない。やはり頭の中に鳴り響くのは「暗い日曜日」の物憂げな旋律である。ただ、少しずつではあるが、気持ちの整理がついてきているのも事実だ。時折、「ビューティフルサンデー」が聞こえるようになってきているのもその現れだろう。田中星児のバージョンでなんともご機嫌な感じである。同時に、ようやくオンラインでの戦績を総括してみようという気力も出てきた。そこで、05-06シーズンの戦いの結果を以下にまとめてみた。

全479試合
272勝 145敗 62分
勝率 56.8%
平均得点 1.42点
平均失点 0.90点

引き分けが少ないのは、なるべく延長戦を行うようにしたためである。ある程度の結果は残せたのではないかと思う。一時期はゴール欠乏症に陥ったこともあった。勝率が20パーセント近くまで落ち込んだこともあった。力任せのマッチョなサッカーに毒づいたりもした。様々なつらかった場面に思いを馳せれば、最高とはいえないまでも、この数字には満足できる。

* * *

現在、私は悲しみを乗り越えるべく、かつて興じたマスターリーグをリスタートさせた。 これが思ったより楽しい。初心に帰ったようで、実に瑞々しい気持ちだ。再び現役に返り咲くまで、このリーグで調整し英気を養おうと思う。そしていつの日か、岩本輝雄のように復活したい。

そして、心の底から一言。

“ありがとう”


f0072368_17122348.jpg
[PR]
by sporting_emoto | 2006-08-18 17:15 | Football
中田氏
中田ヒデの現役引退から約2週間が経った。
中田は引退を発表し、その直後から中田は中田氏になった。
これまで散々「中田」や「ヒデ」と呼んできた相手を、ある日を境に突如「中田英寿氏」と呼ぶ。
これは当然と言えば当然のことではある。が、なんだろうか、この強烈な違和感は。 急になんだよという感じがしてしまう。「花田勝氏」みたいではないか。お前は貴乃花かと言いたくなる。
なるほど、中田は既にクラブ所属の選手ではなくなり、一人のサッカー関係者となった。だからこそ敬称がつけられるようになったのだろう。それは分かる。只、頭では分かっていても、こうもあっさりと切り替えられてしまうと、潔すぎて、どうにも気持ちがついていかないのだ。
もう少し段階を踏んで、ゆっくりと変えていってはもらえないだろうか。3ヶ月は移行期間で呼び捨てと併用にするとか。あるいは引退しそうな選手にはあらかじめ敬称をつけてしまうとか。カズあたりは、そろそろ「三浦知良氏」と呼んでみてはどうだろう。

* * *

友人に一度決めた呼び方を、絶対に変更しない人がいる。
例えば「A山B太郎」のことを一度「A山君」と呼んでしまったならば、周りがいくら「B太郎」と呼ぼうとも、そうは呼ばない。頑なに「A山君」と呼び続ける。理由は、変えるのが恥ずかしいから。
突然過ぎる呼称変更は恥ずかしいものなのだ。

また、戸惑いを与えもする。
学生時代、さほど親しくもない同級生から電話がかかってきた際、その同級生の男に、下の名前で名乗られたことがある。確かに同級生は下の名前で呼ばれてはいた。が、少なくとも私との間にはそのようなコンセンサスは一切ない。しかも実家宛であり、私が出るとも限らないにも関わらずである(その時は、たまたま私が電話をとった)。大いに引いたことは言うまでもない。

* * *

今回改めて感じたが、サッカーに限らず、現役のアスリートには敬称をつけない。
当たり前のように思ってはいたが、これはいつ誰が決めたことなのだろう。なにも呼び捨てでなくてもいいのではないか。
先のW杯、対豪州の日本代表先発布陣で試してみよう。

 
    高原氏   柳沢氏
  
        中村氏

三都主氏          駒野氏
     福西氏  中田氏 

  中澤氏  宮本氏  坪井氏

       川口氏



実にうるさい。
やはり、「氏」は引退後につけるべきなのだ。急な変更も止むを得ないことなのかもしれない。

ということで、中田英寿氏。
お疲れ様。
そして、心の底から一言。


“ありがとう”
[PR]
by sporting_emoto | 2006-07-20 10:09 | Football
23
23人枠に私の名前はなかった。ないだろうなとは思ってはいたが、やはりなかった。
ドイツには行けない。

私はいい。予想はついていた。仕事もあるしむしろ都合がいい。
問題は久保だ。調子は最低だったが、あと一ヶ月もあるではないか。スタメンから外れることは想像していたとはいえ、まさか23人枠から漏れるとは。
チェコ戦やアイスランド戦での衝撃を、再び世界に与えてくれるのを楽しみにしていた。「9番は日本のアンリ」だと、世界が驚きをもって伝えたあのセンセーションを、再び巻き起こして欲しかったのだ。アイスランド戦後、かのグジョンセンも「No.9」の衝撃を口にし、レボリューションNo.9を歌いながらロッカールームに消えていったではないか。

ショックだ。想像以上にショックだ。ふられたような気分になっている。無性に、土砂降りの雨の中をずぶ濡れになりながら駆け出したくなる。そしてぴったりと体に張り付いた白いシャツを脱ぐこともせず、電気もつけない真っ暗な部屋の隅で、子犬のように膝を抱えうずくまりたい。涙は頬を伝い、やがてその雫の一つは真珠に変わるだろう。
私がそのようにしているのを見かけた諸君は、どうかそっとしておいてほしい。
今は誰とも会いたくないし、口も利きたくないのだ。

***

キング・カズも、W杯出場はならなかった。またしてもだ。
次回は2010年、南アフリカ。キングは43歳。米国大会時のロジェ・ミラの一つ上である。
[PR]
by sporting_emoto | 2006-05-16 16:04 | Football
UEFA CL ANTHEM
一度くらい見てみたいと思っているのだが。チャンピオンズリーグの試合前に必ず流れるチャンピオンズリーグアンセムを、代表の試合の国歌斉唱と同じテンションで高らかに歌う選手は一人たりともいない。高らかにどころか、口ずさむ程度でもいない。これまでただの一度もそのような場面に出くわしたことがない。もしも私が生まれ変わってチャンピオンズリーグの舞台にスタメンで出場するようなことになったら、胸に右手をあてて声を限りに歌いたいと思っているのだが。
CLアンセムの歌詞は仏、独、英の3カ国語から成っているそうで、フルバージョンは3分弱の曲だが、大会で流れるのはそれを抜き出した以下の部分だという。

These are the men, (選手たちが勢揃いした)
Sie sind die Besten, (彼らこそ最高の選手)
These are the champions! (彼らこそチャンピオン)
Die Meister, die Besten, les meilleurs equipes, the champions. (最高、最強のチーム)
Die Meister, die Besten, les meilleurs equipes, the champions. (最高、最強のチーム)

歌詞を読む限り、どうやら三人称で出場チームと出場選手を讃える歌のようだ。
なるほど、これを選手自らが歌えば、当然おかしなことにはなる。誰一人として歌わないのも道理だ。
が、構うことはない。歌詞を知らない人の方が多いだろうし、昂ぶりを抑えきれないのだろうと好意的に受け取ってもらえるはずだ。キーが高いので、裏声を駆使して歌い上げてやろうと思う。
[PR]
by sporting_emoto | 2006-05-01 12:41 | Football
ロマニョーリ
f0072368_1274425.jpg
レアンドロ・ロマニョーリ。
10代にして名門サン・ロレンソの10番を背負い優勝に貢献。01年ワールドユースにては、アルゼンチン代表の10番として、コロッチーニ、ダレッサンドロ、サビオラ、マキシ・ロドリゲスといったそうそうたる面子の中で一際輝きを放ち、ここでも優勝の原動力となった男。

アルゼンチンリーグでのプレーをテレビで見るにつけ、その妙技に感動させられっぱなしだった。一頃はフル代表にも召集され、将来は世界的なプレーヤーになると確信していたのだが。怪我をして以来、サン・ロレンソのゲームでロマニョーリの姿を見ることはなくなり、メキシコのクラブに移籍してからは名前を聞くことすらなくなってしまっていた。リケルメやアイマールの系譜に属する天才MFであることは間違いない。なのに何故世界の桧舞台に出てこないのだと常々もどかしい思いをしていた。それゆえ、時折思い出してはググり、また思い出してはググるということを繰り返していたのだが、いつ見ても変わり映えのしないわずかばかりの情報が示されるばかりで、最近はそれすらもしなくなっていた。
f0072368_128924.jpg
で、本当に久々に検索してみたところ、ついに出た。昨年12月にスポルティング・リスボンへ移籍したそうである。これは熱い。その勇姿を再び見られるではないか。それも欧州の舞台でである。さらには、スポルティング・リスボンはスーペルリーガで現在2位につけており、このままいけばCL本選へ出場することになる。これ以上ない桧舞台でロマニョーリの躍動する姿が見られるかもしれない。来期が俄然楽しみになってきた。


***

しかしアーセナル×バルセロナときたものだ。それでなくても鼻血が出そうなカードだが、CLの決勝での対戦である。鼻だけでなく全身から血を吹上げて死んでしまいそうだ。
[PR]
by sporting_emoto | 2006-04-28 18:54 | Football
スライディング考
「スライディング多い奴には出来るだけ意表をつく方向転換でレッド食らわせたくなる。 本来の楽しみである点を入れる事よりも相手にレッド食らわせることに集中してしまうことが俺にはある。」

先日出くわしたどこかのブログかなにかでこんなことを言っている人がいた。
要するに、「スライディングを頻繁に行うことは礼節をわきまえない下品なプレーで腹が立つ。ついては、プレーはそっちのけにしてでもとっちめてやりたくなる」と、こういうことのようだ。これには、「お前はアホか」と横山ホットブラザーズの皆様にノコギリを叩いて諭してもらいたくなってしまう。大きな勘違いをしている。スライディングが、正当にして有効かつ高度な守備手段であることを全く分かっていない。

スライディングは体を投げうって相手を止めに行くプレイだ。だから、スピードに乗った相手からでもボールを奪い取ることができる反面で、決められなかった時には逆に置き去りにされ、一気に持っていかれてしまうというリスクを伴う。一瞬の勝負だ。それ故、少しでもその成功の確率を上げるためには、先を読み、相手の動きや出方を予測する能力が絶対に欠かせない。
「ここはトラップしてくるだろう」、「右に大きく出してドリブルするだろう」、「左に切り替えしてくるだろう」、「一瞬ルックアップするだろう」、「パスコースが1つになった。プレッシャーがかかればきっとそこに出すだろう」などということを予想し、ここぞというタイミングで相手より一歩先に仕掛ける。金魚をすくう時のように、あるいは女性のハンドバックをひったくる時のように、ここしかないというタイミングでボールを奪取するのである。スライディングとは、このようにアグレッシブである一方で、実にインテリジェントなプレーなのである。だからこそ、マリオ・ジェペスやリカルド・カルバーリョの正確な読みからのスライディングは美しいのだ。
金魚すくいとひったくりが本当にアグレッシブかつインテリジェントであるかどうかという点についてはここではさておく。が、恐らくそう言ってしまって間違いないはずである。ただし、後者については、アグレッシブかつインテリジェントではあるがイリーガルでもある。また、金魚すくいについては、あまりアグレシッブにやると金魚に逃げられるし、おじさんに怒られそうである。

もちろん端からボールではなく足を狙いに行くような危険なプレーは糾弾すべきものだ。でもそのことと、スライディングそのものを否定することは別次元の話しである。正当なチャージとしてトライするスライディングなら、その頻度など問題にすべきではない。どうも最近スライディングでの守備を「スラ厨」などという蔑称で括り、奨励されざるべきものとして扱うような風潮がある。フットサル大流行の余波だろうか。心から異を唱えたい。完璧なスライディング、超イカす。

テレビゲームの話しである。
[PR]
by sporting_emoto | 2006-04-24 17:31 | Football
10代の衝撃
ウイイレ最新作である「10」は4月27日に発売される。
この情報はかなり以前から把握しており、もちろん大きな期待を寄せていた。が、最近になり、本作がオンライン非対応であるという衝撃の事実が明らかになった。さらには、それに伴い現行の9のオンラインサービスが5月をもって終了するという。まさかという感じである。寝耳に水、青天の霹靂。これ以上のショックがあるだろうか。
衝撃の事実を知った夜以来、やけ酒を煽る日々が続いている(日本酒、焼酎、果実酒、どぶろく、ビール、マッコリ、泡盛、スコッチ、甘酒、バーボン、とそ、シャンパン、ワイン、ワインビネガー 等)。これらを浴びるように飲み、無くなれば「酒もってこい、くそったれ女」と妻に怒鳴り散らす毎日である。このような荒れ果てた日常でいいわけがない。どうにかせねばならない。

以前からオンラインで対戦できたらどんなに楽しいだろうということは私の友人間では度々話題に上っていた。それがついに8LEで初めて実現され、当然その時は狂喜したものである。結局、私の場合、オンラインにつなぐことができたのは9からとなってしまったが、実際それはやはり夢のような世界であった。
24時間対人戦が可能で、しかも様々なスタイルのサッカーと相対することができるのである。こんな楽しいことはない。糞サッカーの粘着質で執拗なアタックをかいくぐり、複数名を連動させた速い攻撃での完璧な崩しでゴールを陥れた時の快感は筆舌に尽くせないものがある。

その我が人生最良の時をコナミは奪うという。今回の暴挙を我々はいかにして受け止め、いかにして気持ちの整理をつければいいというのか。
当然、私はコナミに対し抗議の意思を示した。HPの質問フォームから「何故10がオンラインに非対応なのか?」、「何故9のオンラインサービスを終了するのか」の2点について照会を求めたのだ。以下はそれに対するコナミからの返答である。

====================
平素よりコナミ製品に格別なるご愛顧を賜りまして、厚く御礼申し上げます。

この度は「ワールドサッカーウイニングイレブン10」に関するお問合せを
頂きまして、誠に恐縮でございます。

オンライン非対応の理由に関しましては、誠に申し訳ございませんが
商品開発に関わる点を含みますため、詳細をご説明する事ができかねます。

しかしながら、ウイニングイレブンシリーズでは、プレイヤーの皆様に
オンラインならではの新しい遊びをご提供すべく、研究を続けております。
ご紹介できる段階になりましたら、改めてご案内致しますので、何卒ご理解
を賜ります様お願い申し上げます。

お客様よりお寄せいただきましたご意見は、担当部署へお伝えさせて頂き
今後の制作のご参考とさせて頂きたく存じます。
またお気になられた点等がございます際には、ご意見お寄せ頂けましたら
幸いでございます。

コナミお客様相談室(担当:塚瀬)
====================

おい、コナミお客様相談室の塚瀬よ。
オンライン非対応の理由について詳細は説明できないとのことだが、大雑把にだって説明してくれてないじゃないか。9のオンラインサービス終了に関する質問に至っては触れてすらいない。
こんな説明にもならない説明では全く合点がいかないのだよ、塚瀬。直接質問してもこのように暖簾に腕押し。絶望的な状況といえる。唯一救いがあるとすれば、この言葉だろう。
「ウイニングイレブンシリーズでは、プレイヤーの皆様にオンラインならではの新しい遊びをご提供すべく、研究を続けております。ご紹介できる段階になりましたら、改めてご案内致します」
仕方がない。オンライン復活の可能性を感じさせる塚瀬のこの言葉一つを信じて、私は待つとする。
いつまでも待つ。たとえ振り向いてくれなくてもだ。
青く広いこの空は、誰のものでもないと思う。

一応10は買う。
[PR]
by sporting_emoto | 2006-04-03 13:15 | Football
ナビスコ杯
水曜日、ナビスコ杯グループリーグ初戦、マリノス×福岡。
この日は3月も下旬だというのに底冷えのする厳しいコンディションとなった。この頃の気候を指して「三寒四温」(“三日間寒くて4日間暖かい”の意。これを繰り返し春になる。)などといったりするが、「三寒」もさすがにここまでの寒さを想定してはいまい。という感じの半端ではない寒さである。
ということで、以前から観戦を予定していたのだが、リーグ杯の初戦ごときを、なにもこのような厳しい環境で観戦することもない。やめておこう。という結論に至り、にも拘らず、どういうわけか結局敢行してしまった。

いやクソ寒い。クソ寒い中、クソみたいな試合が繰り広げられる。福岡がやけに守備的でどうにも覇気がない。
やはり、ナビスコ杯は捨てているのだろうか。
極寒に繰り広げられるこの凡戦を、平日だというのにやたらと入った客が見守る。
ハーフタイム。その人ごみの中に職場の人を見かける。声をかけようと思ったが、NISSANの文字が胸に輝くゲームシャツを着込み、マフラーを巻いた堂々たる格好に躊躇してしまい、声をかけることができなかった。
むしろ隠れるように身を潜めてしまった。

ともかくも、三ツ沢に行ったことは大いに後悔し、反省している。
[PR]
by sporting_emoto | 2006-03-30 23:52 | Football
06シーズン開幕
先週土曜日三ツ沢、ホーム開幕戦に行った。
監督交代への無言の抗議とのことでウルトラスが90分間沈黙。
普段、延々と鳴り響く太鼓の音と歌がこの日は聞こえない。静かで実にいい。
あれはあれでいいのだが、実際うるさくて適わない。
なにも90分ぶっ通しでやることはない。ここぞというところで、選手を奮い立たせるような、そして相手を恫喝するような歌声なりコールなりを、太鼓なしで轟かせる方が間違いなく効果的である。

さて、鳥栖である。
昨年、一昨年も素晴らしいサッカーをやっていたが、いやいや今年もなかなかのものである。
前半30分あたりの鳥栖のフリーキック。直接狙える位置であるため当然、横浜の選手は壁を作る。その壁の前に鳥栖の選手がくる。ここまでは普通なのだが、普通ではないのはその選手の3人程が両膝をついて座ってしまったことだ。記念撮影の時、後ろの人の顔が映るように前の人が座ることがあるが、丁度そんな感じである。本当に突然試合を中断して「この辺りで1枚撮りましょう」とやり始めたようにも見えた。
松本育夫氏の指示なのだろうか。全く意味が分からない。あるいはスカイラブハリケーンでもやるつもりだったのではないか。大柄な選手の足裏で押し出され、壁の遥か上空へ舞い上がった選手が、フリーキッカーから送られたボールに信じられないような高さで合わせシュートを放つ。上空から叩きつけられた矢のようなシュートがネットを揺らすと、逆光に浮かび上がった空中のシルエットが不敵に笑みを浮かべる。そのようなプランを想像してもみたが、結局、直接放たれたシュートは大きく枠を外れる。なんだったのだ。手の内を見せてくれ、育夫。

それにしても三ツ沢のチケット代金がふざけている。
今までの「メインとそれ以外」というシンプルな括りは細分化され、今シーズンからはゴール裏とバックスタンドで料金が違う。後者はなんと3500円ときた。
冗談じゃない。スカイラブハリケーンぐらいやれよと言いたい。
[PR]
by sporting_emoto | 2006-03-15 00:24 | Football
ことヨーロ
04-05シーズンに引き続き、今シーズンも12月23日から元旦にかけて欧州視察を行った。
今回はイングランドリーグの3つのディビジョンで計4試合の視察となった。
非常に意義深い視察となったのではないかと思う。
視察の成果は、今後のWorsdcupの大会運営に何がしかの形で還元していければいいと考えている。
どのようにして還元するのかは今のところ見当もついていない。

12月28日。
2日後に予定されている試合のチケット購入のため、朝一番でホワイトハートレーンへ出かけた帰り道、アーセナルのホーム、ハイバリーへ寄ってみた。
10時半頃到着し、かねてから耳にしていた家と家との間にあるスタジアムのゲートに感動を覚えながら歩を進めていくと、ちょっとした人だかりに出くわす。なにかと見れば、朝練を終えたと思しき選手達が折しもバスに乗り込もうとするところではないか。
イェンス・レーマン、ソル・キャンベル、デニス・ベルカンプ、ティエリ・アンリ。テレビで見たことのある選手が続々と眼前を通り過ぎてはバスに消えていく。
そしてついにアーセン・ベンゲル監督が姿を見せる。
出ました、ナイスミドル、ナイスロマングレー。お前は筑紫哲也か。
手を差し出すと、異様に力のこもった瞳でこちらの目を見返しながら握手してくれる。
その力強い瞳は、私のクリエイティブなサッカーを再び日本で披露してみせると、多事争論で語っているかのように見えた。
望月が日本の2部リーグでまだ頑張っているということは、残念ながら伝えそびれてしまった。

しかし、お隣さんがハイバリーというのはすごい。
ゴミ出しの日が変わったという内容の回覧板を3万人に回してしまいそうな感じだ。そして沸き起こる「火曜だけかよ」のチャント。


ミドの得点に沸くスパーズファン。
ミドを讃えた後、すかさずアウェイ席のニューカッスルファンの方を向き、「You'll never win , Fuck Off」と歌う。 
f0072368_12313736.jpg

テラスのWycombeファン。
f0072368_1327236.jpg

試合開始5時間前のTHE NEW DEN。
f0072368_1317528.jpg

***

さて、勝率が48.3パーセントに達した。69勝50敗24分け。なかなかにいい感じだ。
得点率も徐々に回復し、現在は1.14点。
やはり、シュートを隅に狙えるようになってからは飛躍的に得点力が上がった。
で、訂正したい。打ち分けは「左右」に押すのではない。
以前、「左右に押す」などと書いたが、「進行方向+斜め上or斜め下」の方が断然いい。
つまり、画面右から左に攻撃しているのであれば、左斜め上か左斜め下。画面左から右に攻撃している場合には
右斜め上か、右斜め下を押すのだ。その際、より正確性を期すならR2ボタンも押すといいようだ。
ガイド本記載の「左右」でも可能なようだが、これはいかにも難しい。圧倒的に「進行方向+斜め上or斜め下」方式の方がやり易い。
素晴らしい発見だ。人類にとっては小さな一歩でも、私にとっては大きな一歩である。
やはりガイド本など読むべきではない。購入してしまったガイド本は海の底に沈めるか、山奥にでも投棄しようと思う。
[PR]
by sporting_emoto | 2006-01-06 01:21 | Football