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ブラジルW杯開幕
耳を澄ませば、今にもブブゼラの音が聞こえてくるような、そうでもないような感じだが。南ア大会から4年。異様な早さだ。いよいよブラジル大会が始まる。スタジアムを今なお建設中というのがいかにも南米らしいが、果たしてどうなるだろうか。ということで、以下のとおりに一応予想してみた。

グループリーグ(2位までが決勝トーナメント進出):
グループA 1位:ブラジル 2位:メキシコ / 3位:クロアチア 4位:カメルーン
グループB 1:スペイン 2:オランダ/ 3:チリ  4:オーストラリア
グループC 1:コロンビア 2:日本 / 3:ギリシア  4:コートジボワール
グループD 1:ウルグアイ  2:イタリア / 3:イングランド  4:コスタリカ
グループE 1:フランス  2:スイス / 3:エクアドル  4:ホンジュラス
グループF 1:アルゼンチン 2:ボスニア・ヘルツェゴビナ / 3:ナイジェリア 4:イラン
グループG 1:ポルトガル 2:ドイツ / 3:アメリカ 4:ガーナ
グループH 1:ベルギー 2:韓国 / 3:ロシア  4:アルジェリア

決勝トーナメント
16強:
ブラジル  4 - 1 オランダ 
コロンビア 0 - 0 (4-2PK) イタリア 
スペイン  3 - 1 メキシコ 
ウルグアイ 2 -2 (4-5PK) 日本
フランス 0- 1 ボスニア・ヘルツェゴビナ
アルゼンチン 3 - 2 スイス
ポルトガル 4 - 1 韓国
ベルギー 0 - 2 ドイツ

8強:
ボスニア・ヘルツェゴビナ 2 - 1 ドイツ
ブラジル 1- 0 コロンビア
アルゼンチン 2 - 1 ポルトガル
スペイン 4 - 1 日本

準決勝:
ブラジル 3 -1 ボスニア・ヘルツェゴビナ
スペイン 0 -1 アルゼンチン

決勝:
ブラジル 1- 1(3-4 PK) アルゼンチン

決勝は開催国ブラジルと隣国アルゼンチンのライバル対決。ただ、ブラジルはネイマールの決定的なシュートをデモ隊にストップされて敗退。メッシが名実ともにマラドーナ超えを果たす大会になるのではないか。日本は前回大会に引き続き8強でスペインに4−1で負けるという予想にした。そして、現状ボロボロの韓国は、蓋を開ければやはり強いのではないかということでグループリーグは突破とした。あとはボスニア・ヘルツェゴビナの大躍進にかけてみた。
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by sporting_emoto | 2014-06-13 01:39 | Football
心機一転
数々の奇名・珍名を生み出してきた日本サッカー界に、また一つ珍妙な名前を持つチームが生まれた。その名は、「ザスパクサツ群馬」。もちろん、J2ザスパ草津の新名称だ。来年2月よりそのようにチーム名を変更するのだという。
いやはやこれには驚いた。画期的というかなんというか。ファン層拡大のために広域化を図りたい一方で従来地名を捨てるわけにもいかず、腐心の末に両方を残した「ジェフユナイテッド市原・千葉」のパターンに近い。近いのだが、それともまた一味違う。このチーム名の凄みは、なんといっても「草津」を愛称側に吸収させたことに尽きるだろう。しかも一切加工せず、丸ごと投入するという男の料理のようなワイルドさでだ。

この先例が、いずれは広域化をと夢見つつも実現できずにいた他チームに勇気を与え、間違って大流行したりすれば、例えば以下のような名前のチームが列島各地に続々と生まれることになる。

コンサドーレサッポロ北海道
ベガルタセンダイ宮城
茨城ミトホーリーホック
茨城カシマアントラーズ
さいたまウラワレッドダイヤモンズ
神奈川Fヨコハママリノス
ショウナンベルマーレ神奈川
千葉カシワレイソル
FCマチダゼルビア東京
松本山雅長野
愛知ナゴヤグランパス
サガントス佐賀

どれをとっても異様だが、「マチダゼルビア」などは、なんとなくマチダがイタリア語のようにも見えてくるから不思議だ。また、既に一度広域化を達成しているベルマーレは、さらなる広域化を図るとこうなるが、やはり広げ過ぎだろう。そして、かつて正式名称として「FCニッポン」を名乗っていた東京ヴェルディに至っては、チームが再び軌道にのってくれば「トウキョウヴェルディ日本1969」ぐらいのことはやるかもしれない。その暁には、国立競技場を占拠し、客はニッポン、ニッポン、バモニッポンなどという素っ頓狂な声を挙げるのだ。ほぼ日本代表である。
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by sporting_emoto | 2012-04-05 21:43 | Football
室内ダンス
昨年3月の震災復興支援チャリティマッチで、見事なゴールとダンスを決めて日本中をしびれさせたキング・カズだが(カズダンスを公式の試合で披露したのは4年ぶりだの5年ぶりだのと報じたメディアもあったが、その半年程前に国立で行われたカターレ富山戦でも披露している。一般メディアがいかにJ2を、あるいはJリーグそのものを軽視しているかが改めて露わになった)。なんとプロフットサルのFリーグに参戦するのだという。それも、親善試合ではなく通常のリーグの試合にである。

出場は今月15日の1試合限定だというが、どうにも心配だ。余計なお世話にも程があるが、やめておいた方がいいのではないかと思う。嫌な予感がしてならない。
今のキングは、スピードもなくなり、足元もややおぼつかなくなっている。いや、そもそも若い時から柔らかな足元の技術のある選手では実はなかった。見事な間合いでのタイミング外し、思い切りの良い仕掛けで勝負してきたという印象がある。現在は体のキレも失ってしまい、そうしたかつての持ち味を出せなくなってしまった。その代わりに、それを補って余りある豊富な運動量と絶妙な位置取りでチームに貢献してみせている。気の利いたスペースに入り込んだり、相手の攻撃の芽を摘む見事な守備も見せる。ボールタッチ自体は昔に比べると圧倒的にシンプルで、無理することなく簡単にさばく(まれに無理して勝負すると、大概ろくなことにならない。2007年には無人のゴールへ蹴り込むだけという足元へのクロスを軸足に当ててみせた)。キングはいまやそういう選手だ。そのような選手にとって、フットサルのプロリーグというのはやや厳しいのではないかと心配になるのだ。Jリーグで見せているようなシンプルで効果的なプレイに徹してくれれば良いのだが、キングは間違いなく持ち前のサービス精神を大いに発揮して足技に挑む。そこが怖いのだ。凡百のJリーガーをはるかに凌ぐ柔らかな超絶テクニックを持つ選手ばかりというか、そういう選手しかいない中にあって、あの動きと髪質はいかにも堅い。にゅうめんの中に、一本だけカチカチの乾麺を放り込んだようなものだ。

キング自身は、ブラジル時代にフットサルの経験があり、足裏を使うプレイなどはそこで身に着けたというようなことを語っているのだが。最近のキングが足裏を使ってプレイしているのを見たことがない。
嫌な予感が杞憂に終わり、体育館特有のキュッキュッという音をたてながら、ド派手にカズダンスをかましてくれれば最高ではある。
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by sporting_emoto | 2012-01-07 01:50 | Football
これはもはやゲームではない
FIFAシリーズの新作が出た。もちろん即刻手に入れ、現在鋭意取り組んでいるのだが、いやはやこれがとんでもない代物だった。とんでもなく面白い。必然的にタイトな日程で体を酷使することとなり、痛む箇所も出てきた。寒くなってきて怪我をしやすい時期ということもあり、また治療を要するような事態にならぬよう、十二分に注意したいと思う。

紛れもなくシリーズ最高傑作である。なにもかもが素晴らしいのだが、特にディフェンスが素晴らしい。プレスに人数をかけ過ぎるとスペースができ、一人でいけばかわされる、この駆け引きの感覚が見事なのだ。ポジショニングに気を配り、バランスを保つ。1対1の場面では、逆をとられて背中を向けてしまわぬよう腰を沈めてアタッカーとの間合いを計らねばならず、中距離でもフリーで撃たせれば決められるのでコースを意地でも切る必要がある。それでいてコース切りに終始すると、走りこむ選手を使われる危険性もあり、そちらにも気を配らねばならない。これらの感覚すべてが、ピッチ上のそれと寸分も違わない。違うのだが。旧作から十分凄かったが、今作はさらに凄くて、さらにリアルだ。レフェリングも見事にレベルアップしており、ボールにいっているのにファウルを取られるような理不尽な事態が激減した。だからこそ頑張りがいがある。ボールを持っていない選手の動き出しも秀逸で、複数名の連動した美しいコレクティブカウンターも決まる。

あえて言おう。これは「一人制サッカー」と言ってしまって良い代物であり、最早ゲームではない。ゲームだが。全てのフットボールファンが手にすべき至極の一品である。ひどい開幕を迎えることの方が多いが、今作に限ってはやけに良いスタートがきれて、現在57勝49敗29分。この数字、スタートが良い・悪い云々以前に、やり過ぎているのかもしれない。対戦相手には米国やアジアの人も多いのだが、やはり欧州のフットボールネイションの人との対戦が熱い。アヤックスを使うオランダ人とか、リーズを使う英国人などは燃えに燃える。
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by sporting_emoto | 2011-11-27 22:07 | Football
2011シーズン 順位予想
1部(J1)
1  サンフレッチェ広島  〔ペトロビッチの戦術がついに満開〕
2  川崎フロンターレ   〔また2位〕 
3  セレッソ大阪      〔香川、家永抜きでもクルピサッカー健在〕
―――
4  ガンバ大阪       〔腐ってもガンバ〕
5  鹿島アントラーズ   〔ACLで疲弊〕
6  名古屋グランパス   〔ACLで疲弊〕
7  柏レイソル       〔昨季の完成度をJ1でも発揮〕
8  ベガルタ仙台     〔手倉森体制が成熟。柳沢、マルキーニョスが見事にフィット〕
9  浦和レッズ       〔ペトロビッチの戦術浸透せず〕
10 ジュビロ磐田      〔前田以外得点なし〕
11 横浜F・マリノス     〔木村和司 監督の素質なし〕
12 アルビレックス新潟  〔特になし〕
13 モンテディオ山形   〔今年も見事に残留〕
14 大宮アルディージャ 〔水増し再び〕 
15 清水エスパルス     〔高原がブレーキ〕
―――
16 ヴィッセル神戸    〔昨期終盤の勢いはギミック〕
17 アビスパ福岡     〔J2での勢いは見せられず。松浦の活躍に期待〕
18 ヴァンフォーレ甲府  〔降格請負人、三浦俊也〕


2部(J2)
1  京都サンガ        〔大木サッカーいきなり全開〕
2  FC東京          〔降格は手違い、なんなく復帰〕
3  ジェフユナイテッド市原・千葉    〔さすがに今年は〕
―――
4  ロアッソ熊本       〔大砲高木〕
5  湘南ベルマーレ     〔チャンス量産も決定力欠く〕
6  横浜FC          〔キングがキレキレ、難波が消え消え〕
7  サガン鳥栖        〔尹監督未知数〕
8  カターレ富山       〔安間監督の手腕炸裂〕
9  徳島ヴォルティス    〔高質なメンバー揃う〕
10 東京ヴェルディ     〔セルティック風シャツへの違和感が最終節まで消えず〕
11 栃木SC          〔戦力充実。噛み合えば上位も〕
12 愛媛FC          〔バルバリッチ体制充実〕
13 ザスパ草津        〔J1よいとこ一度は行きたいが今季も厳しそう〕
14 コンサドーレ札幌    〔カズダンスにゴン〕
15 大分トリニータ      〔地力あるが経済問題で昇格不可。愛しさと切なさと心強さと〕
16 水戸ホーリーホック   〔木山監督の退任が痛い〕
17 FC岐阜          〔木村監督の戦術浸透せず〕
18 ファジアーノ岡山     〔鬼退治にはお供の迫力が不足〕
19 ギラヴァンツ北九州   〔カズ兄ヤス監督、かの名解説に名采配の予感はあり〕
20 ガイナーレ鳥取      〔野人外しまくり〕
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by sporting_emoto | 2011-03-05 00:53 | Football
MVFC
年末年始をハワイで過ごす芸能人に習い、私も年末は海外へ行ってみた(ハワイへではなく、オーストラリアのメルボルンへ)。滞在期間中、メルボルンのプロサッカーチーム「メルボルン・ヴィクトリー」のホームゲーム(対ニューカッスル・ジェッツ)があったため、当然訪問した。会場はメルボルン中心部から歩いて30分程、トラムで数分のAAMIパーク。昨年完成したばかりの球技専用スタジアムで、メルボルンの4つのプロチームがホームとして使用している(メルボルン・ヴィクトリー、メルボルン・ハートのサッカー2チームと13人制ラグビーのメルボルン・ストーム、15人制ラグビーのメルボルン・レベルズ)。外見はサッカーボールを半球にしたものを大量にボコボコと屋根にくっつけていったようなモダンかつ奇抜な恰好をしているのだが、中に入れば、いたってオーソドックスな素晴らしいスタジアムだった。ピッチにモダンな装飾が施されていたりするわけがないので、中はオーソドックスに決まっているが。
スタジアムは立派なのだが、やけに人が少ない。あるいはとんでもなく人気がないのでないかと不安になったのだが、試合開始直前になると一気に人が増えた。全席指定席なので、あせることはないのだ。見たところ7割方が埋まり、スタジアムはにわかに熱気を帯びる。

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オーストラリアは移民の国だ。そのせいなのだろうか、スタジアムのスタンドの光景は実に興味深いものだった。バックスタンド寄りの一角に僅かにアウェイシートが用意され、それ以外の席を全てホームチームのファンが占めるというのは欧州でも一般的な光景だが(日本では浦和で実現)、特筆すべきはホームチームを応援する双方のゴール裏の応援スタイルがまるで違うことだ。
一方の北側スタンドはゲートフラッグを掲げ、大旗を振り回し、太鼓を打ち鳴らして歌いまくるイタリアやギリシャやクロアチア等の南欧・中欧のウルトラス/ティフォージのスタイル(以下ウルトラスタイル)。「Ole Ole」と大騒ぎする日本のスタジアムでも多く見られるスタイルだ。応援することに一生懸命過ぎて、ワンプレイ毎の反応は薄い。のべつまくなしに歌い続けるため、やはりなかなかにうるさい。
もう一方の南側スタンドはこれとは全く雰囲気が異なり、手拍子と声のみで、「Ole」なしのイングランドスタイルだ。いいプレイやアウェイチームのミスには即座に大歓声と拍手を送り、汚いプレイをした選手には激烈なブーイングを浴びせる(指笛ではなく、低音の声によるもの)。チャンスには「C’mon Victry」とやり、交代で入ってくる相手チームの選手に向かっては「Who Are You」と声を揃える。試合の最終盤に勝ち越しに成功した際には大歓声を上げるやいなや、静まりかえるアウェイファンの方を指さし「You‘re not singing anymore」と歌う(試合は2-1でメルボルンが勝利)。ウルトラスタイルの逆サイドとは対照的に、徹頭徹尾これでもかという程の完全なイングランドスタイルだった。

そのまるでスタイルの違う双方が、スタジアム全体で連動した瞬間があった。70分頃、北側のウルトラスタイルの陣取るスタンドから、東側スタンドへ向けて、"We're North End, We're North End, We're North End over here"という掛け声が巻き起こる。すると今度は東側の客が、南側スタンド(イングランドスタイル)の方を指さしながら“We're East End, We're East End, We're East End over here”とコールし、以下同様に南→西→北と続く。この麻雀のように東南西北4方向で順々に回す応援が3周程続いた。フランスやドイツなどでも双方のゴール裏ファンが掛け合うスタイルの応援は見られるが、このようなメインやバックスタンドも含む4方向での掛け合いは初見で、素晴らしい雰囲気と迫力に圧倒された。また、スタイルの違いでいがみ合っているわけでもない感じが実にイカしていた。同一チームの応援が分裂しているのはしばしば目にするが、ここまで明確にスタイルが異なっていて、それでいて共存しているというのは珍しいのではないか。

とはいえ、かつてのオーストラリアのサッカーリーグは、移民の国であるが故の問題を抱えた。オーストラリアにおけるサッカーは、18世紀末以降に先んじて移住してきたアングロ・サクソン達により広められ絶大な人気を誇る3つのフットボール(イングランド発祥の「ラグビー・リーグ〔13人制〕」、「ラグビー・ユニオン〔15人制〕」、メルボルン発祥で豪州オリジナルの「オージー・フットボール」)とは違い、主に第二次世界大戦後に移住してきた南欧・東欧からの移民達の間でのみ発展した。大多数の一般ピープルが好むのは上述の3つのフットボール+クリケットであり、サッカーはいわばマニアックな存在であったのだ。そのため各チームは民族性が強く、スタジアム内外にフーリガニズムが蔓延していたそうだ。シドニーにはクロアチア系の「シドニー・クロアチア(後にシドニー・ユナイテッド)」、ギリシャ移民のチームの「シドニー・オリンピック」、シドニー郊外にはマケドニア系の「バンクスタウン・シティ・ライオンズ」等。メルボルンにはクロアチア系の「メルボルン・ナイツ(メルボルン・クロアチア)」、ギリシャ系の「サウス・メルボルンFC」、メルボルン郊外にはマケドニア系の「プレストン・ライオンズFC(プレストン・マケドニア)」。アデレードにはイタリア系の「アドレード・シティ」とギリシャ系の「ウェスト・アデレード」等。これらのファン同士の抗争が絶えなかったのだという。なお、それらのチームは無くなってしまったわけではなく、現在も下位カテゴリーの地域リーグで存在しており、そこでは未だにファン同士の争いも繰り広げられているらしいが、少なくとも2005年にスタートしたオーストラリアのプロサッカーリーグ「Aリーグ」は、過去の民族的フーリガニズムの排除に見事に成功しているような印象を受けた(Aリーグでも争いはないこともないようだが、少なくとも民族代理戦争のようなものではない)。

次回再訪する機会があれば、メルボルン・ヴィクトリー×メルボルン・ハートのダービーマッチもしくはメルボルン・ヴィクトリー×シドニーFCのライバル対決とともに、地域リーグの試合も覗いてみて、抗争に巻き込まれてボコボコにされてみたりしたいと思う。

シドニーFCファンを駅で迎えるメルボルン・ヴィクトリーファン
東南西北4方向の応援
南側スタンド(イングランドスタイル)
南側スタンド2(クイーンズランドから来たアウェイファンを台風被害をネタに挑発)
北側スタンド(ウルトラスタイル)
ダービーマッチ(メルボルン・ハートのホームゲーム)のアウェイ席にて南側と北側のヴィクトリーファンが共闘
選手・コーチがヴィクトリーファンの素晴らしさを語る

05年 プレストン・ライオンズ 対 サウス・メルボルン
94年 サウス・メルボルン 対 メルボルン・ナイツ
85年 シドニー・オリンピック 対 プレストン・マケドニア

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なお、試合の最終盤に、トッテナムのギャレス・ベイルを彷彿とさせるような見事な突破からの勝ち越しアシストをやってのけ、会場中の視線を釘付けにしたロビー・クルーズというFWは、後で調べてみれば現在カタールで開催中のアジア杯に出場している豪州代表選手だった。この試合の数日後に初招集されたようなので、あるいはオジェック監督はこの試合を観ていたか。22歳と若く、カタールでは途中からの出場機会しか得られていないが、近いうちに欧州で活躍することは確実。今後の彼の動向に大いに注目したい。
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by sporting_emoto | 2011-01-26 20:15 | Football
驚異の名人芸
先日の欧州CL、バルセロナ×コペンハーゲンの試合にて、バルセロナのGKホセ・ピントが凄いことをやってのけた。コペンハーゲンのFWサンティンがラインぎりぎりで裏へ抜け出し、今にもGKと1対1の決定的なピンチを迎えようかという場面で、このGKはなんと主審の笛に似せた音を口で発生させたのだ。相手FWはオフサイドで主審に笛を吹かれたと勘違いし、まんまとプレイを止めてしまった。

やり方は卑劣ながら、アイデアと勝利への執念とその高い技術に感服してしまう。スタンドの客が、持ち込んだ笛を吹き鳴らして試合に関与しようとすることは稀にあるが、ピッチ内でプレイ中の選手がそのような行為に及んだというのは初耳である。しかも道具は使わず、自らの体一つで審判の笛と聞き違えるような音を作り出したのだから驚きだ。お前は江戸家猫八かと言いたくなる。この名人、その気になれば、他にも様々な音を出せるのではないか。スタジアム内の数万人の観客の増幅された声などもいけるかもしれない。もう少し声援が欲しいなと思ったら、たった一人で盛大なチャントを発生させて、会場を盛り上げてしまうのだ。あるいは、敵チーム監督の声を模写し、わけのわからない指示を出したりすることも可能かもしれない。敵選手が効果的なオーバーラップを仕掛けたと見るや、相手監督そっくりの声で「止まれ!」と叫んでみたり、「中盤と最終ライン、全とっかえ」などというイカれた指示を出して、勝手に相手チームのシステムを組み替えたりすることもできそうだ。それでも、どうしてもうまくいかず負け試合になりそうな時には、雷を発生させて試合を中止させてしまうとよいだろう。

故ナンシー関の短編小説に、子守歌代わりに犬や猫やこおろぎの鳴きまねで育てられ、望んでもいないのに高度な声帯模写を身につけてしまった声帯模写芸人の跡取り息子を描いた作品がある。小学校の遠足のバス車内で「ピクニック」(「丘をこえゆこうよ、口笛ふきつつ」で始まる歌)を合唱中、アヒルさんの鳴く部分では子供たちの「ガアガア」という可愛らしい声の中、一人で「ぐぇぐぇ」とやけにリアルな声を出し、ヤギさんの部分では「めへぇ~~~~~」と特殊なビブラートをかけてしまう所為で、「本物のヤギがいる」と車内が騒然となるシーンは実に印象的だ。声帯模写はその技巧に感心させられるものではあるが、技術が高ければ高いほどに、似ていれば似ている程に、おかしみとともに不気味さと何故かどことなくもの悲しさも漂わせる。
結局ピントは、スポーツマンシップに反する行為だとして今後2試合の出場停止処分を受けてしまった。
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by sporting_emoto | 2010-11-02 00:41 | Football
宝くじは買わない
しばらく脳内で鳴り響いていたあの大量のハエが飛び交うようなブブゼラの騒音もようやく治まり、先日ふらふらとFC東京とリガ・デ・キトの対戦する駿河銀行カップを観に国立競技場へ行ってきた。
リガ・デ・キトはエクアドルのクラブで、今や南米屈指の強豪である。数年前に横浜国際競技場でマンチェスター・ユナイテッドに惜敗したのも記憶に新しいが、トヨタ杯以外で見られる機会なんて滅多にあることではない。大会自体にさほどの興味があったわけでもなかったが、せっかくなので足を運んだ。試合は終始FC東京が押し気味に進めるが、5バックに近い3バックのリガ・デ・キトの守備も固く、大きなチャンスは作らせない。結局、見事な決定力で1点を先制したキトに東京が追いつき、1-1で前半は終了した。
ハーフタイムには、この日は景品として大会公式球が3つ用意されているようで、その当選番号発表などもあった。無論こんなものは当たるわけもないので、手元のメンバー表に目を通しつつ、後半開始を待つ。

なにしろ私には凡そ「運」というものがない。これまでにクジの類で当たったことが只の一度もない。結婚式2次会でよくあるビンゴなどは、確実に当たらない。かすりもしない。麻雀をやっても、1発でツモった経験はゼロに等しく、追っかけリーチでの競り合いにも勝てた試しがない、気がする。それまでパーフェクトに観続けてきた連続ドラマの最終回だけを見逃したことは数えきれないし、相手ゴールのポストやバーを叩いた回数も尋常ではない(サッカーゲームの話しだ)。また、あと10円、あと1円でぴったり払えるという時に、何故か財布にもポケットにもないということも多いし、電車でつり革に掴まっている時には、私の前に座っている人の両隣の席が同時に空き、私の前の人だけが岩のようにドッシリと座っているということもやけに多い。
もちろん己の不注意や、やり方のまずさ、詰めの甘さもあるにはあるだろう。が、それらを差し引いても総じて運がないのは間違いない。そういう星の下に生まれたと思わざるを得ないのだ。だから、私は宝くじはまず買わない。「宝くじは買わない」と歌ったキヨシローのような素敵な理由からではない。単純に当たりっこないからだ。

このような次第で、当選番号を確認する気にもならないのだが、たまたまこの日は胸ポケットという取りやすいところに番号の書かれた紙を差していたため、何気なく手に取り眺めてみた。目を疑った。ああ、なんということだ。紛れもなく電光掲示板に表示されている番号がそこにあった。その日の入場者数は、実に1万9千423人。約2万人の大観衆だ。2万分の3という超高倍率を勝ち抜いてしまった。
時はきた。このボール、私のラッキーアイテムとして馬鹿みたいに大切にしようと思う。「May the ball be with you ~ ボールと共にあらんことを」とばかりに、いかなる時にも肌身離さず持ち歩きたい。今後は、人目など気にせずドリブルで通勤してやろうと思う。そして帰り道には、ボールを頭で突きながら、宝くじを買うのだ。













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by sporting_emoto | 2010-08-17 23:23 | Football
加速しないHONDA
予想した日本8強は、明らかに馬鹿げているとは思う。
でも、大木武コーチが岡田武監督を説き伏せて当初の理念を取り戻し、はたいて走ってスペースに人がどんどん入っていく攻撃と、ブロックを固めて守るのではなくボールを奪いにいく守備をひたすらに繰り返すことができれば、可能性は僅かながら残されると考える。圧倒的な個人技には、どこの国より精密な攻守両面における連動性で立ち向かうしかない。結局間に合わなかったため、岡田監督はガードを固める作戦に切り替えてしまっているが、これまでも時間帯によっては、そういうサッカーで欧州列強を圧倒できた試合もあった(オランダとの親善試合の前半のように)。
そして、是非はともかく、既にそのようなサッカーは日本のスタイルになっており、国内リーグの多くのクラブが志向するものなのだ。だったら、それでいけばいいじゃないかと言いたい。
そこで絶対に欠かせないのが、いつのまにかレギュラーになった本田を外して、中村憲剛を入れることだ。日本代表が理念を失い、おかしくなったのは、間違いなく本田がスタメンに定着して以降なのだ。

もちろん本田は凄い選手だ。ボールを失わない技術と強靭なフィジカルを兼ね備え、何事にも物怖じしない気持の強さも持つ。事あるごとにビッグクラブ移籍の野心を語る姿からは、日本人特有の大人しさを微塵も感じさせない。活躍の舞台を欧州に移してからは、フリーの選手が見えても無視して自分で仕掛けたり、僅かな隙間があれば多少体勢が悪くてもゴールを狙うような積極性・強引さも見せる。そしてなんといってもそのシュートの半端ではない強烈さだ。実際CL決勝トーナメント1回戦で本田がアウェイのセビージャゴールに叩き込んだFKには朝っぱらから大いに興奮させられた。思わず戸外へ飛び出し、両手を広げて飛行機ポーズで走った後、シャツを脱いで振り回し、ジョギング中のおじさんに投げつけたりもしたものだ。ではあるのだが、やはりあのチームにはなにがなんでも本田は不要だ。その理由は、走らず足元で受ける本田のプレイが日本代表の目指してきたチームコンセプトにあまりにも合っていないからに他ならない。本田一人のおかげで、当初の理念はガラガラと崩れてしまった。
岡田監督よ、目を覚ませ。大木コーチよ、岡田監督を叩き起こせ、あるいはお前がやれ、お前が舵を取れ。本田ワントップなんて冗談じゃない。本田の一発に賭けて、それで間違って勝ったとしても、そんなものは日本のサッカーにとって何の意味もない。犬にだって食べさせたくないぐらいにどうでもいい勝利だ。

   玉田     岡崎

      中村憲

 長谷部        中村俊   

      今野

長友  中沢  闘莉王   駒野

       川島

これでいこうではないか。
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by sporting_emoto | 2010-06-10 23:24 | Football
W杯いよいよ開幕
いよいよ開幕する2010年南アフリカ大会だが、ロシアがプレーオフで敗れて出場しないことが決定して以来、興味がガクっと半減してしまっている(200%が100%ぐらいに)。2008年のEUROで繰り出した息を飲むような美しさのコレクティブ・カウンターをW杯でも見られることを楽しみにしていたのでガッカリである。全試合生観戦ではなく、半分ぐらいは録画観戦でいいかなという気になっている。
とはいえ、興味は半減してしまったが、日本代表も出場するし、楽しみであることに変わりはない。ということで、以下に予想してみたい。

グループリーグ(2位までが決勝トーナメント進出):
グループA 1位:南アフリカ 2位:メキシコ / 3位:フランス 4位:ウルグアイ
グループB 1:アルゼンチン 2:ギリシア / 3:韓国  4:ナイジェリア
グループC 1:イングランド 2:アルジェリア / 3:アメリカ  4:スロベニア
グループD 1:セルビア  2:オーストラリア / 3:ドイツ  4:ガーナ
グループE 1:オランダ  2:日本 / 3:デンマーク  4:カメルーン
グループF 1:パラグアイ 2:イタリア / 3:スロバキア  4:ニュージーランド
グループG 1:ブラジル 2:ポルトガル / 3:コートジボワール 4:北朝鮮
グループH 1:スペイン 2:チリ / 3:スイス  4:ホンジュラス

決勝トーナメント
16強:
南アフリカ  1 - 1 (4-2PK) ギリシア 
イングランド 2- 1  オーストラリア 
オランダ  2 - 2 (2-4PK) イタリア 
ブラジル 3 - 1 チリ
アルゼンチン 4 - 1 メキシコ
セルビア 4 - 2 アルジェリア
パラグアイ 0 - 0 (4-5PK) 日本
スペイン 3- 0 ポルトガル

8強:
南アフリカ 1 - 3 イングランド
イタリア 2 - 2(3-5PK) ブラジル
アルゼンチン 1 - 2 セルビア
日本 0 - 4  スペイン

準決勝:
イングランド 1 -3  ブラジル
セルビア 1 -1(2-4 PK) スペイン

決勝:
スペイン 3 - 2 ブラジル
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by sporting_emoto | 2010-06-10 01:31 | Football