地上波のユーロ中継
まるっきりオランダを寄せ付けない完璧な試合運びで、開催国の決勝進出が決まった。
ミゲルはロッベンに一切仕事をさせなかったし,リカルドカルバーリョのカバーリングは見ていて楽しいものだった。初戦のひどい守備を最終ラインを一気に代えて見事に修正し,それでいて攻撃的な姿勢を崩さないフェリペ監督の采配は素晴らしかった。選手交代のタイミングが実にいい。イングランド戦では守備も上手いデコをサイドバックで使うなど実に柔軟な頭の持ち主だと思う。硬直し、勇敢さに欠けたオランダのアドフォカート監督とは対照的な見事な采配だった。またJリーグで見たい。

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EURO2004の放送については、WOWWOWを所有しない私は友人の家に押しかけて見ることが多い。が、毎度というわけにもいかず、TBSで放送がある時にはそれを見るのだが,いやはやこれがひどい。特にスウェーデン×オランダを担当した土井というアナウンサーの実況がひどかった。発言の適当さでは角澤に双肩する。
土井は高く上がったスローインに対し,「(スローインが)宙に浮きました。」とか言ったりする。
当たり前である。グラウンダーのスローインなど存在しない。フットサルのキックインと勘違いしているわけでもあるまい。また,絶妙なタイミングでラインを上げてオフサイドをとったCB二人を素晴らしいと評価した解説の水沼に対し「魂でクリアしたんですね」と返したりする。仮に魂がこもっていたとしても、クリアはしていない。続けざまに「このゼロ対ゼロはいい試合だー!」と早朝の静寂を切り裂く素っ頓狂な絶叫をかます。近所迷惑である。「得点はないけどいい試合なのでチャンネルはそのままに」と訴えているのだろうが、唐突過ぎるし、そんなことはこちらで判断する。
「ドリブルで長く上がってきた。」とかいうちょっとおかしな表現を使ったりもする。

よく聞け土井。ついでだから角澤も聞け。もしお前らが,興奮の実況こそが試合の熱狂を伝えるなど考えているのだったら,それは大間違いだ。我々を熱狂させるのは選手のプレイであってお前らのアナウンスではない。とてつもない勘違いをしていることに早く気付け。

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ユリ・ゲラー氏がベッカムのPK失敗を自分の責任だと自戒し悔やんでいるらしい。ベッカムのPKがうまく曲がって入るようにと、テレビから念を送ったところ、力が入りすぎてボールは枠外へいってしまったのだという。もし本当だとすればこれ以上のおせっかいはない。
そして果たしてこれが初めてのことなのかと疑いたくなる。これまでの大事な場面でのPK失敗も氏のおせっかいによるものだったりするのではないか。先述スウェーデン×オランダのイブラヒモビッチやメルベリの失敗も、あるいはW杯アメリカ大会のバッジョやイタリア大会のピクシーのも、さらにはスペイン大会のジーコのまで。これらの全てが、レプリカを着こんだユリゲラー氏が、髪を振り乱し、エイヤとばかりにブラウン管に手をかざしてしまったことに起因するものだったりするのではないか。
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040630-00000006-sph-spo
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by sporting_emoto | 2004-07-01 12:15 | Football
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