和製マラドーナ
「和製ファンバステン」や「和製ロナウド」をも上回る頻度で出現する気がする「和製マラドーナ」。
最近,田中達也をこのように評する新聞や雑誌の記事をよく見かける。

メキシコW杯にて、マラドーナは例の5人抜きという荒業をやってのけた。偉業を可能にした要素に、アルゼンチン人の好む1対1の股ぬき合戦で磨かれたような高度な技術があるのはもちろんだが、もう一つの要素としては周りのサポート選手の動きがある。その動きをマラドーナが瞬時に把握し、使うそぶりを見せたからこそ自分で持っていけたのだ。翼くんが修哲小に単身乗り込んでいって11人を抜き去ったのとはちょっと事情が違う。
田中達也がすばらしいのもこの状況把握能力と駆け引きのうまさにある。状況を把握し,パスの可能性を感じさせておいて,自らもっていくのが抜群にうまい。ボールは止まったまま体の向きだけを変える。守る側が一瞬パスコースを切ろうと重心を傾けたら勝負ありだ。だからこそパスも効果的なやつを出せる。
田中達也に対してはスピードスターみたいな評価が多いが、もっとこの部分を評価するべきだと思う。
足の裏を使いまくったりするような強烈な巧さがあるわけではないのでマラドーナを引合いに出すのは言い過ぎかもしれない。でも、このような駆け引きの巧さという点においてはまあありなのではないか。あと、もちろん小柄という点。

ところで和製ジーコというのは聞いたことがない。
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by sporting_emoto | 2004-03-06 22:12 | Football
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