アッソでもいい
ロッソ熊本のJ2への参入が確定したようだ。3年計画で、実際に3年目に決めたというのだから大したものだ。その、ロッソ熊本がJ2参入を機に、「ロアッソ熊本」に名前を変更するという。理由は既に「ロッソ」が商標として使われていたから。ということで、「ロッソ」に「阿蘇」を盛り込んだ「ロアッソ」で今後はいくらしい。

しかし「ロッソ駄目なの?じゃあロアッソで」というこの判断にはずいぶんと淡白な印象を受ける。響きは瓜二つで、でもやっぱり決定的に違うというところがなんか間抜けだ。そっくりさん連れてくるからそれで我慢しとけという感じだ。グーチョキパー全てに対応したジャンケンの出し方のようでもある。(手のひらでパーを、たたまれた3本の指でグーを表現する異常なチョキ。)

既に愛着を持たれ、定着しているものであり、おいそれと変えるわけにはいかないという苦肉の策だったのかもしれない。が、思い切って愛称を外してしまう、あるいは全く別物を新たに作ろうという考えはなかったのだろうか。というのも、一見そっくり、でも良く見るとなんか違うというものは、時になんとなく不気味な印象を与えたりするからだ。随分昔にワイドショーで見たが、イリュージョニストの引田天功が最近家への侵入者がいるようで怖いと訴え、自宅の棚に飾ってあったミッキーマウスのぬいぐるみが別物になっていたことに怯えていたのを思い出す。その微妙にひしゃげたミッキーマウスの顔のなんたるおぞましさよ。
「ロッソ」にそっくりの異物に対しては、似ていることによる安心感より、むしろ似ているが故の気持ち悪さに嫌悪感を覚える人の方が多かったりするのではないか。
[PR]
by sporting_emoto | 2007-11-16 11:53 | Football
<< 白岳 Trompe Le Monde >>