大阪市内の中学校にて、PKに失敗したら校庭を全裸で走るという強烈な練習の行なわれていたことが判明した。この練習はサッカー部顧問の中学教師が考案したもので、実際に5・6名の部員が全裸でのランニングを敢行したという。
いかした顧問もいたものだ。この教諭によれば、全裸ランニングを強行した理由は「プレッシャーの中でPKを決めるため」であるという。なるほど、とんでもないプレッシャーだ。外したら全裸で校庭をランニングさせられるのだから、これは恥ずかしい。絶対にやりたくない。誰しもが何が何でも決めてやろうと思うはずである。 市立中学校ならば、おそらくは共学。意中の女子生徒がいる部員だっているだろう。ひとたびPKを外せば、そんな中を素っ裸で走らされるのだ。W杯やチャンピオンズリーグでも味わえないプレッシャーだと言える。CL準決勝でPKを外したアリエン・ロッベンにかかった重圧と同等か、あるいはそれ以上なのではないか。 裸走りをさせられた数人の部員は、きっとこの尋常ならぬ重圧に耐え切れなかったのだ。極度の緊張で、普段なら絶対にしないような失敗もあったかもしれない。ボールに乗っかってしまい、後方に転倒とか。そうしてコロコロと転がってきたボールをGKが申し訳なさそうにキャッチすると、即座に顧問からは「はい、裸な」などという非情な声が飛ぶのだろう。一糸纏わぬ姿で校庭を走り回る部員を見ているうちに、いたたまれなくなったそのGKも、着ているものを脱ぎ捨てて駆け出したりしていそうだ。 やはりこの練習は、PK技術習得のためになっておらず、あまり有効とは言えない。 全裸で走るべきは、中学生ではなくプロの菊池直哉だろう。世界が注目し、アーセナル入り間近までいった逸材が、淫行容疑で逮捕とは。復帰戦には丸裸の丸出しで出場し気持を見せてくれればよい。背番号は、タトゥーでよかろう。
by sporting_emoto
| 2007-06-13 14:55
| Football
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