06シーズン最終節 三ツ沢
J2最終節、三ツ沢へ行った。驚きの満員である。入るのは当然としても、まさか当日券が売り切れるまでとは。とにかく人が多い。これだけの人数がうろうろしていると、場外も場内もフリューゲルスが試合をしていた頃の空気を醸し出す。選手入場時には、満員の客が白いバラを掲げるという演出もあり、実に華やかな雰囲気で、1部昇格が嘘ではないことを改めて思い知らされる。
試合は優勝と昇格に花を添えるホームチームの快勝であった。最後の試合にも関わらずディフェンシブな城彰二のポジショニングと見事なアシスト、鄭容臺の美しい左足ボレー。素晴らしい最終戦だったが、なにより印象深いのはやはり高木琢也監督の退場である。

85分。にわかに横浜ベンチ前が騒然とする。なにやら言い争っている様子である。なにが起こったのか分かりかねていると、しばらくした後、高木琢也がマフラーを高々と掲げてピッチを後にする。どうやら退場したようだ。第1節で監督退任、最終節で監督退場とは。リードした試合、試合終了を目前にし、後は栄冠を待つだけという状況で何を怒り狂っているのだ。どんな不利な判定にも、優勝チームの余裕で笑い飛ばしていられそうなものだが。最終戦の雰囲気に興奮し、気でも狂ったか。あるいは、アジアの空砲などと揶揄されていた頃の記憶が、なにかのきっかけでよみがえり激昂したか。

後で聞けば、そうではなかった。MF北村の解雇通知に奮起。なんとか北村に点を取らせたいという一念で、北村の受けたタックルがファウルとされなかった判定に対し、ペットボトルを蹴り上げて異議を表明したのだという。実にイカすではないか。
来期J1の開幕戦がベンチ入り禁止だったら笑う。
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by sporting_emoto | 2006-12-07 22:37 | Football
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