代表農場
我那覇が10得点目、川崎快勝!中東遠征に向けアピール

J1第19節(23日、川崎4-2名古屋、等々力)日本代表FW我那覇が前半26分、滞空時間の長いヘディング弾で今季10得点目。得点ランクで巻(千葉)、佐藤寿(広島)の代表FW勢と並び日本人首位タイに躍り出た。
それでも「もっともっと点を取って上を目指したい」とどん欲。9月初旬の中東遠征に向け、視察した日本代表・和田テクニカルスタッフにアピールした。

これは、一昨日のサンスポの川崎×名古屋に関する記事の引用だが。
いやはやひどいものだ。4-2で川崎が勝利したことなどそっちのけだ。一応伝えてはいるが、本当に結果のみ。ご丁寧にも括弧で括り、参考までにという感じを強調してさえいる。本来、このニュースは「川崎が勝ち点3を加え、3位を死守」という話しが基本であるはずだ。タイトルがまたおかしい。「我那覇が10得点目、川崎快勝!中東遠征に向けアピール」ときたものである。川崎フロンターレが中東に遠征し、アル・イテハドあたりと親善試合を行うのかと思ってしまうではないか。思わないが。
我々は記事を読んだ時、ピッチの様子を想像し、その攻防に想いをはせる。記事とは、そのようなものではないのか?いくつかのデータを提供することで、読み手の想像をできるだけ実際の現場の様子に近いものにするための手助けをするものではないのか?それがこんな記事では、思い浮かべられるものは我那覇のギョロ目のみではないか。それもサムライブルーの我那覇のギョロ目だ。

代表重視、Jリーグ軽視の姿勢が如実に見て取れる。まったく代表中心の報道にはほとほと嫌気が差す。それでもこの類の報道が後を絶たないところを見ると、こういう記事を求める人の方が多いということなんだろうか。
これはなにも最近になって始まったことではないが、代表監督がオシムになって以降、さらに加速しているような気がする。オシムがJリーグに精通し、重視していることを聞きつけ、Jリーグのピッチに転がる代表ネタを拾いにかかっているのだ。他人の家に土足で上がり込んでわめき散らしているようで、なんともあさましい。

話しをなんでもかんでも代表に結びつけるなと言いたい。
JリーグはJリーグだ。我那覇のゴールは代表入りへのアピールなどではなく、川崎が優勝に一歩でも近づくための価値ある一撃だったのだ。
Jリーグは代表選手のファームなどではない。
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by sporting_emoto | 2006-09-01 16:42 | Football
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