先週土曜日三ツ沢、ホーム開幕戦に行った。
監督交代への無言の抗議とのことでウルトラスが90分間沈黙。 普段、延々と鳴り響く太鼓の音と歌がこの日は聞こえない。静かで実にいい。 あれはあれでいいのだが、実際うるさくて適わない。 なにも90分ぶっ通しでやることはない。ここぞというところで、選手を奮い立たせるような、そして相手を恫喝するような歌声なりコールなりを、太鼓なしで轟かせる方が間違いなく効果的である。 さて、鳥栖である。 昨年、一昨年も素晴らしいサッカーをやっていたが、いやいや今年もなかなかのものである。 前半30分あたりの鳥栖のフリーキック。直接狙える位置であるため当然、横浜の選手は壁を作る。その壁の前に鳥栖の選手がくる。ここまでは普通なのだが、普通ではないのはその選手の3人程が両膝をついて座ってしまったことだ。記念撮影の時、後ろの人の顔が映るように前の人が座ることがあるが、丁度そんな感じである。本当に突然試合を中断して「この辺りで1枚撮りましょう」とやり始めたようにも見えた。 松本育夫氏の指示なのだろうか。全く意味が分からない。あるいはスカイラブハリケーンでもやるつもりだったのではないか。大柄な選手の足裏で押し出され、壁の遥か上空へ舞い上がった選手が、フリーキッカーから送られたボールに信じられないような高さで合わせシュートを放つ。上空から叩きつけられた矢のようなシュートがネットを揺らすと、逆光に浮かび上がった空中のシルエットが不敵に笑みを浮かべる。そのようなプランを想像してもみたが、結局、直接放たれたシュートは大きく枠を外れる。なんだったのだ。手の内を見せてくれ、育夫。 それにしても三ツ沢のチケット代金がふざけている。 今までの「メインとそれ以外」というシンプルな括りは細分化され、今シーズンからはゴール裏とバックスタンドで料金が違う。後者はなんと3500円ときた。 冗談じゃない。スカイラブハリケーンぐらいやれよと言いたい。
by sporting_emoto
| 2006-03-15 00:24
| Football
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